今日の夕方、サクシュコトニ川(※)周辺の草刈りが終わったと連絡がありました。
さっそく見に行ってみます。
※サクシュコトニ川…通称「サクシュ」。主に北大構内を流れる川であるが、「サクシュ」と言うと寮の北側を流れる部分を指す。
不思議な響きですが、元はアイヌ語とのこと。案内板によれば、「サ」浜の方・「クシュ」通る・「コッ」窪んで・「ネ」いる・「イ」ところ、と解されるようです。「浜の方」とは、ここでは、「豊平川に近い方」の意。
遠目には普通。
ポーズをとってくれたジャスハム(2)。
近くで見るとこう。どぶの匂いがする。流れているように見えない…
よく見るとなにか浮いている。
さて何をいくつ見つけられるか…
浮いているものより沈んでいるものの方が多いのは道理、スリッパとかメガネとかその他諸々。
多くの寮生は入寮早々このサクシュの川の水で洗礼を受けます(※キリスト教とは全く関係ありません)。「サクシュ」と聞くだけで恐怖を覚える人もままいます。
しかし川と言っていいものか、流れているように見えません。
北大構内、特に中央ローンのあたりのサクシュコトニ川は紛うことなき川です。夏の憩いの場。それが下流になるとこうなります。
でも水鳥もちゃんといたり。
掲示板。
説明によると、この川はかつて北大植物園(校舎から南に10分くらい歩いたところ)付近にあった湧泉を源として流れ、琴似川に合流していたようです。
開拓当初は鮭が遡上していたとも。
湧泉の枯渇に伴い河道が埋められたりしたこともあったようですが、今の流れはほとんど昔と変わらないようです。
地図で見る限り、赤レンガ(道庁)の池も同じ水のよう。観桜会の思い出の池です。
ともかく、サクシュは水遊びには不向きですが、夕涼みくらいはできそうです。
魚肉(2)