かの釈迦の弟子、周利槃特(しゅりはんどく) はとても愚かでした。どんくらい愚かかって、自分の名前も忘れてしまうほどには愚かだったのであります。周りからもコケにされ、あまりの自分の愚かさを嘆き、仏弟子をやめよう仏陀のもとを尋ねると、仏陀はこういいました。「おまえの一番好きなものはなにかな？」 槃特は掃除であると答えました。その後仏陀に諭され、槃特は掃除を続けることにしました。一年、二年、五年、十年、、、、槃特はひたすらに掃除を続けました。黙々と、直向きに、淡々と続けるその姿に、周りの人々は心から尊敬するようになりました。そして槃特は悟りを開くことに成功したのでありました。
「悟りを開くということは、 なにもたくさん覚えることでは決してない。 たとえわずかなことでも、徹底して行うことが大切なのだ。」
「見よ。周利槃特は箒で掃除することに徹底して、 ついに悟りを開いたではないか！・・・」
みなさん、こんにちは、恵迪寮自治会では先日大掃除が行われました！掃除とは壁や床だけでなく、自らの心をも浄化するもの。
これは掃除を熱心に取り組む下僕（２）です。今はたかが下僕。しかしいずれ人の上に立てる夢を見て、ひたすらに掃除に励んでいます。
いつも思うんですけど、寮生って普段掃除はしないけど、しようと思ったらちゃんとできる人結構いますよね。
掃除方法は大体床に水を撒いてブラシでこすります。結構大変ですが、かなり綺麗になりますね。
掃除に励むとこ（１）とセカ兄（３）。背中で語るタイプらしいです。
怠惰な日常をお過ごしの皆様はぜひお部屋の掃除をしてみては？
文責；門前の小僧（２）
