恵迪寮ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
テスト勉強のせいで熱を出し、元気がないそうたつ(3)です。
今回は愛してやまない僕の地元、岩手県滝沢市は柳沢地区をご紹介し
ます!
↑ここだよ。盛岡市から車で30分くらい。筆者はここから毎日1時間くらいかけてチャリ登校してた。
標高2,038mの岩手山の麓に位置し、人口1000人程度の小さな地区です。
柳沢の一番の特徴、それはなんといっても自然豊かなことです。
この山に見守られて18年間元気に育ちました。札幌の中心部は周りに山が見えないの
で、こっちに来たばかりの頃はなんだか物足りず、落ち着かなかったです。
通っていた学校は柳沢小中学校。
生徒数が少ないため、小学校と中学校が同じ建物にまとめられている、小中併設校なん
ですよね~。(だから、小学校6年生の隣の教室が中学校1年生の教室だった。)
筆者が在学していた頃は、小中合わせて50人弱くらい。全校生徒仲が良く、昼休みは中
3の子が小1の子と鬼ごっこをしてるなんて光景も珍しくありませんでした。岩手山の登
山口が近かったので、年一回登山をするなんていう行事もありました!
今思えばアットホームで素敵な校風だったと思います。
↑滝沢市立柳沢小中学校。きれいな校舎
あと柳沢ならではだったのは、運動会にイワナ掴み競争という種目があったことでしょ
うか。バケツに入ったイワナをとるっていうただそれだけのレースなんですが、とった
イワナはなんとその場で焼いて、昼休みに食べることができるんです。イワナが大好き
だった筆者は一番好きな種目でした。
そんな柳沢小中学校も地域の人口減少に伴い閉校の話が出ているらしいです。母校が
なくなることほど寂しいものはないので、どうにかなくならないでいて欲しいですね。
さて、こんな感じで意気揚々と書いてきたわけですが、うーーーん、、、
書くことがない!
それもそのはず、自然しかないような山奥ですもんね、、。。
困ったので、柳沢の名物紹介をしていこうと思います。
旧一王子商店・・・奥に家が繋がっていて店に入ると人が出てくるタイプの昔ながらのいわゆる商店。放課後に友達とよく10円ガムを買いに行っていた。商店の前に顔で年齢認証するタイプのタバコ自販機があって、なんとか買えないか、老け顔をつくってはチャレンジしていた。今は閉店して普通の民家になっている。
ごみちゃんセンター・・・滝沢市が有するごみ処理場。普通の焼却炉とは違い、灰すら溶かす溶融炉というものが設置されており、大体のものは燃えるゴミにできる(と市民は思っている。)となりの雫石町というところにはごみ処理場がなく、お金を滝沢市に払って燃やしてもらっているから、滝沢市のほうが偉いんだと誰かが言っていた。(真偽は定かでない。)
↑滝沢市清掃センター(通称 ごみちゃんセンター)
通学路の近道・・・代々受け継がれていた通学路の秘密の近道。ここを通ると登下校の時間を1分くらい短縮できる。しかし、牛糞が撒かれたところを歩かなければならないのと、久々に行くと草が生い茂って傷だらけになるので注意が必要である。
↑ここから近道に入る。
こういう近道。なんてことないものだけど、あのころは自分たちだけの秘密というのがとてつもなく輝いて見えた。
都市集中、地方過疎化のこの時代ですが、地方だからこそ育まれた一風変わった文化に
たまには触れあってみるのもいいんじゃないでしょうか。物価がどうとか、利便性がど
うとか、そんな小言はその土地の面白さが吹き飛ばしてくれるはずです!(恵迪寮もそ
うだったから。)
心から早く夏休みになってほしいと思う そうたつ