北大恵迪寮自治会ブログ

北海道大学恵迪寮執行委員会によるブログです!寮生の日常や行事の様子を伝えていきます。楽しい寮生活をちょっとのぞいてみて下さい!

ヒッチ士幌2日目、狩勝組

HitchHike shihoro Day2 - team karikachi - 

ぷれぜんとBYゴーゴーゴーストかずき&ゴーゴーゴーストゴルゴ

 

新歓ヒルトンの時の失敗ヒッチを除けば、初めてのガチヒッチチャレンジ。。。

正直、寮祭士幌でヒッチするかもしれない、でも自分はやったことない、のに1年目にやらせるのか…とかいう邪な気持ちで参加した今回のツアー…本当に捕まるか不安だった。

 

「女なのにヒッチ捕まらないってよぉ」ヒルトンの日、石川さんの電話口、奥の方から聞こえたC1(多分つっぼ!)の話し声が忘れられないのだ。

 

今回、計8人、2人4ペアでヒッチに挑むことになり、私はかずき改ブラックキャノン(1)と共に狩勝峠の心スポ経由で帰ることに。

 

ヒッチ士幌2日目はAM 5:00から始まり、士幌小屋組 -ミッション:牧場で牛乳を飲む-(紳士&よろずやギンギン)を置いて、然別湖近くの野湯「鹿の湯」へ。

 

足湯しかできんかったけど気持ち良かったな。ミニカラス🐦‍⬛みたいな小さい黒いのいた。

 

その後、鹿の湯組 -ミッション:旭川経由で帰る-(ハゲ&ナプ)を置いて帯広へ向かう。

士幌〜帯広の間の街で降ろされるのかなぁと思いきや、然別〜士幌の間の町、鹿追町の道の途中で降ろされ、快適なハイエースとおさらばすることに。

 

降ろされた少し先に牧場を発見!

士幌小屋組のミッションもクリアしてやろうとのことで突撃。トイレも行きたかった。

 

ヤンマー?!(中身はあの高級牛乳、よつ葉☘️)

 

ここではトイレを借りるどころか、何も飲まず食わずだと言うと、牛乳、お味噌汁、明太おにぎり、梨をごちになりました。おばあちゃんもおじさんも大変だねぇと自分たちの話を聞いてくれたTT

 

朝食をいただいた後、おばあちゃんに「道の駅うりまく」まで送ってもらいました!

 

乗馬体験ができるらしい道の駅。

 

記念写真 〜旅のはじまり 最初の村を抜けたとこ〜

 

道の駅でいらないダンボールをもらい、ヒッチカードを作成。その後、止まっている車に話しかけるも富良野に向かう車はおらず、、、

 

狩勝峠のふもと目指して歩き続ける

 

自分たちの作戦はこうだ!

「うりまく→狩勝峠富良野芦別・滝川・砂川→札幌!」

 

だが、田舎道。そもそも車があまり通らない。

仕方なく狩勝峠のふもとを目指し、歩きながらヒッチすることに。

 

長い道のりの中、

 

羊の後ろで喧嘩する鳥ども

 

こんなところに迷い込んだりしていると、狩勝峠のふもとまで乗せてくれる人たちに遭遇!

 

新得町に向かうという送電塔の点検をしている車に乗せてもらい、一気にふもとまで到着。どうやら運転手の方は、とある雨の日、江別〜阿寒までヒッチしている外国人を乗せたことがある模様。小樽商科大学のことも知っていたし、なんだか縁を感じました。

 

記念写真2。寮生は川を見ると入りたくなるらしい。元気だね⭐️

 

再び歩き始める…。

 

狩勝峠のふもとから展望台を目指して歩きながらヒッチスタート。目的地の遠さに絶望しながらも頑張って歩き続ける……。自分たちを見る前は登坂車線走っているのに、視認してから右車線に行っちゃうのなーぜなぜ😠

 

そんな中、徐行とかの整備している人たちが今休憩中だから展望台までならと、届けてくれました!もし休みだったら札幌まで送ったんだけどねって、嬉しいいいい!

 

いつもの記念写真スポ。

これから「旧狩勝隧道」という心霊スポットに行くことになるとは思えん笑顔。

 

ここで少し「旧狩勝隧道」について説明しよう…

 

北海道十勝地方の新得町と南富良野の間にある狩勝峠。現在は国道38号線が通っているが、昔は国道38号線の道に沿う位置に鉄道が通っていた。そして、現在でも狩勝峠山頂のすぐ下に、旧狩勝隧道と新内隧道が残っている…。

 

官設鉄道十勝線(旧狩勝線)は、北海道開拓と軍事上の必要性から、明治34年4月、落合一新得間27.9キロメートルが着工され、2か所の隧道(トンネル)掘削工事を含め、その鉄路建設工事では、枕木の数ほど犠牲者が出たと伝えられている。固い岩盤と湧水のために困難を極め、ついには人柱まで建てて工事の進歩を図ったとも語り継がれている。

 

旧狩勝隧道はタコ部屋労働によって造られたトンネルであった。日本全国から金に釣られた多くの労働者が、海を超えて運ばれてきた。監禁、監視下に置かれ、日々過酷な肉体労働が強要された。他にも蒸気機関車問題など様々なトラブルの要因となっていたよう。そんな旧狩勝隧道ではトンネル内部やその途中の森で佇む男の例を見たという話や、低く唸るような声が奥から聞こえたという話がある……。

 

詳しくは→https://touring.hokkaido.world/?p=11018

 

そんな場所にゴーゴーゴーストかずきとゴーゴーゴーストゴルゴが挑みたいと思います!

 

本当に険しい坂道

 

蜘蛛の巣だらけで糞くさい道

 

800m降り続けたら出てきたのはトンネルの入り口。

 

陥落の恐れがあるからか、幽霊がいるからか、立入禁止となっている。

 

断じて中には入っていないが、この入り口付近から急に肌寒くなり、冬でもないのに息が白くなった。また、奥の方ではコウモリが低空旋回しており、なんだかこっから先には行くなと言っているみたいだった。

 

トンネルに行くミッションをクリアしたゴーゴーゴーストチームは自分たちが来た方とは別方向から帰れそうな道があったので、そこを通っていくことにした…が、Googleマップがあらぬところに位置情報を示しだしたので、慌てて元来た道を逆走。

 

「本当に険しい道」四つん這いで駆け上がった。というのも、ちょうど展望台まで乗せていってくれた人たちが言うにはココは昼でもクマが出ると言っていて、道中何度も熊笹がカサカサ音を立てていた。出てきたのは小鳥やリス、カエルだったがめちゃくちゃ怖かった。とりま、かずき(1)を置いて自分だけでも逃げ切ろうという意気で頑張った。

 

 

人生道半ば、こんなところで死ねないからね。

 

その後、自分たちが狩勝峠を登って歩いている時に対向車線から見かけたよという老夫婦に乗せてもらいました。彼らは旭川に帰る途中だったけど、富良野で降ろすどころか、滝川まで遠回りして送り届けてくれました!すごい熟年感あって、喧嘩するほど仲良しなステキな夫婦でした💓

 

滝川の外れで、砂川への橋を渡りたい左折待ちの車を狙ってヒッチをしたら奇跡のゲット!その人は北24条あたりに行きたかったらしく、一気に札幌へ!

 

20代にして女だてらにハンターをしているその人は普段は芦別でカフェを経営しているそう。この日は週一の休みで芦別のテーマパークに行った帰りだったらしい。

 

彼女イチオシのラーメン屋、巌窟王。焦がし味噌が美味しかったです😋

 

鹿追町から札幌まで約330km。計5台の方々にお世話になりながら無事帰寮!

 

実は道中たくさんのおにぎりや飲み物の差し入れをもらったりもしました。

財布没収ヒッチ中も心ばかりのお小遣いをもらったりも…。

いつか自分も何かの形で返したいなって思いました(恩を)

 

この写真見た寮生にゴルゴの顔、ショート(いたら3)に似てるって言われた。

 

ただいま!

 

文:最近コンタクトつけたまま寝ると目が痛くなってしまうバイトやろう